オンライン診療、私でも受けられるかしら。
オンライン診療が可能な方は、
定期的に通院していて、体調が安定している患者さん
と定められています。
ここで、体調が安定しているかどうかを判断するのは主治医。
かかりつけの先生と、きちんと相談してくださいね。
たとえば1年ぐらい薬が変わっていなければ、オンライン診療でOKと言ってもらえる可能性アリです。
ぜひ一度、主治医に確認してみてください。
「初診」
最初は対面診療を受けます。
禁煙外来やAGAの場合は初めからオンライン診療が可能です。
紹介状やお薬手帳があるといいですね。
長年体調が安定していることがわかれば、医師と相談して速やかにオンライン診療に移行できます。
「準備」
スマホがあればまずは安心。
電話ですることもできます、初めは低めのハードルでいいでしょう。
医師は対面診療のとき、歩く様子や顔色、聴診などの情報から診断しています。
ずっとオンラインを続けるなら、あなたの様子を診てもらえる画像通話が安心ですね。
あなたの使いやすさによっては、パソコンやタブレットでもOK。
保険証などの確認や問診票の記入が、アプリからできることもあります。
「診察」
予約した時間に医療機関と「通話」します。
予約して受診するのと同じ感覚ですね。
あなたも医師も、移動・待ち時間をぐっと減らせます。
本人確認を行って、積極的に現在の様子についてお話してください。
曖昧な答えや十分な聞き取りができず医師がオンライン診療では無理と判断した場合は、来訪しての受診を推奨されます。
必ず直接来訪して受診してください。
「決済」
オンライン決済が可能です。
QRコード、クレジットカードなどでの決済が使えます。
「処方」
お薬の郵送を希望する場合、医療機関でご指定の薬局をお伝えください。
診療と同様の手順で、薬局と時間予約して「オンライン服薬指導」を受けます。
服薬指導が完了すると薬局からお薬が郵送されます。
薬局でも電話や画像通話が利用できます。
もちろん、オンライン決済が可能です。
医療機関から処方箋を郵送してもらって、薬局に直接取りに行くことも可能です。
オンライン診療は、これまで通院に行けなかった・通院が続かなかった人にとって画期的な選択肢です。
適切な受診で適切な医療によって、あなたが健康に過ごせることを願っています。
厚労省:電話・オンラインによる診療がますます便利になります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/rinsyo/index_00010.html(一般向け解説)