自分のことは自分で守ろう~セルフメディケーションのススメ~

冬休み、体調不良なら外出はひかえて、ゆっくりお休みしよう

もうじき冬休み。感染症対策で昨年は控えていた帰省も旅行も、今年こそは、と検討している方々が多いかもしれませんね。

なかなかない機会だから、と無理をしがちですが、冬場はもともと、コロナウイルスに限らず、感染症の季節。
体調の自己管理が大切な季節には変わりありません。

そこで、予定を変えるべき体調悪化とはどういったものか、体調悪化のときどうすればいいか、それから年末年始の医療体制について、お話していきましょう。

急な体調悪化とは「熱」・「食欲がない」・「下痢」

インフルエンザ、コロナウイルス感染症、アデノウイルス感染症、RSウイルス感染症、ノロウイルス感染症・・・
冬はウイルスが原因の感染症が流行する季節です。

「手洗い」「マスク」「換気」「食事時の会話制限」と対策していても、寒くて身体の抵抗力が下がる時期に感染症にかかるのは、仕方がありません。

でも、楽しみにしていたイベントを前に体調を崩したとき、ご自分やご家族の予定変更を判断するのは迷いますよね!
そんなとき、ぜひ参考にしてください。

急な体調悪化によって、予定を変更して身体を休めていただきたい目安は、次の3つです。

  • 熱がある
  • いつもより食欲がない
  • 下痢をしている

この症状がみられたら、おでかけなどの予定は変更して、ゆっくり過ごすことにしましょう。

受診するか、しないか迷ったら・・・

体調が悪くなると医療機関を受診するかどうか迷いますが、

  • 発熱はあっても元気
  • 下痢はしているが、水分がとれ、おかゆなどが食べられる

こういう状態なら、受診を急がなくても自宅で様子をみてかまいません。

反対に、

  • 飲み物を飲めておらず、唇が渇いている
  • 唇や爪の色が悪い
  • 尿や涙が出ず、顔色が悪い
  • 下痢や嘔吐を何度も繰り返す
  • 熱が急(48時間以内)に38℃以上に上がって、ふしぶしに痛みがある

こういう状態がみられたら、年末年始でも医療機関を受診しましょう。

年末年始の医療機関の探し方については、最後の章をご覧ください。

ゆっくり身体を休めるには、どうすればいい?

急な体調悪化に対して、どのウイルスが原因であっても、とる対策は基本的には変わりません。

とくに発熱は、身体が病原体と闘っている真っ最中!という合図。

ならば、余計な活動やさらなるストレスを受けないように、身体の防御が必要です。

身体を守るのは休息と良質な栄養、つまり寝ることと、消化にいいものを食べて、治るまでじっくり待つことです。

部屋を暖かいと感じる状態にし、しぼったタオルなどを干して湿度を維持します。

睡眠がとれるのが一番ですが、眠れなくてもできるだけ横になって身体を休めましょう。

食事は、消化に良く身体を温めるおかゆやおじやなど、糖質と水分を同時に摂れるものを選びましょう。

おなかの調子が悪くなければ、良質で消化に良いささみや卵などのタンパク質も摂りましょう。

入浴は無理してしなくてもいいですし、無理に我慢しなくてもOK。

発熱後の発汗で気持ち悪いときや、身体を温めたいときには入浴も悪くありません。

必要に応じて、解熱剤や整腸剤など、常備薬を使って症状を緩和し、休息が妨げられないようにすると良いでしょう。

体調最優先、いつでも休める雰囲気づくりを

いつもと違う気温の部屋での生活・就寝、いつもと違う人々に囲まれ、いつもと違うごちそうで、いつもと違うテンションで過ごすこと・・・

かけがえのない特別な経験でもありますが、体調不良のときには余計な活動とさらなるストレスになってしまうこともあります。

旅行や帰省になると体調を崩す、小さいお子さんの保護者の方々なら経験があることだと思います。

小さいお子さんに限らず、大人でも環境に適応するため、身体にストレスがかかるものです。

もし体調が悪い、悪くなりそうと感じたら、おでかけをやめる・休息を取る・食事を消化の良いものに切替えるといった判断を、すばやく的確にしましょう。

周りの方々は、調子を崩しそう・体調不良のご家族ご親戚に、休もうよ、予定を変えてもかまわないよと、切替えられる雰囲気をつくりましょう。

年末年始の医療体制

年末年始に急激な(48時間以内に38℃以上の)発熱や、激しい下痢で食事や水分が摂れないようなこと、いつ起きるかわかりませんよね。

とくに年末年始をいつもと違う場所で過ごすなら、ぜひ、あらかじめ滞在場所の救急制度を調べておきましょう。

多くの市町村では、休日診療所や輪番制によって、年末年始の急な体調不良の方に対応できるよう体制をとっていて、そのことを市町村のウェブサイトで紹介しています。

例えば、奈良市の場合、内科・小児科は12月30日の10時から19時までと22時から翌朝6時までは休日夜間応急診療所で、それ以外の時間帯は、当番病院での診療を行っています。

また、休日歯科応急診療所では12月30日から1月3日まで、10時から16時まで診療を行っています。

詳しくは、下記リンク先の情報をご確認ください。

年末年始の緊急・救急情報-奈良市ホームページ

みなさまが、楽しい休暇を過ごされますように。

-自分のことは自分で守ろう~セルフメディケーションのススメ~
-, , , , , , , ,

© 2022 薬局セブンファーマシー Powered by AFFINGER5