自分のことは自分で守ろう~セルフメディケーションのススメ~

花粉症の薬、病院でもらう薬と市販の薬、どこかちがうの?

ことしも花粉の季節がやってきました。
急に症状が現れて、しまった、まだ耳鼻科に行けてない!どうしよう・・・
そんなとき、薬局のお薬なら買いに行けそうですが、市販のお薬は病院でもらうお薬と一緒なのでしょうか。

あわせてこちらの記事もどうぞ・・・!「花粉症の薬で病院に行かなくてもいいんです!

市販の花粉症のお薬には、「スイッチOTC」がたくさん

「スイッチOTC」とは一般用医薬品のひとつで、医療用医薬品の成分を、安全性の高さや使う人の多さから一般用として切りかえ、薬局などで販売できるようにしたものです。
花粉症のスイッチOTCには、以下のような製品があります。

代表的な市販薬の製品名成分
アレグラFXフェキソフェナジン
アレグラFXジュニアフェキソフェナジン
クラリチンEXロラタジン
アレジオン20エピナスチン
コンタック鼻炎ZストナリニZセチリジン
エバステルALエバスチン
ムヒAZアゼラスチン

医療用と比べてみましょう

成分について比べるときには、まず量から

成分は、まず量から比べましょう。
くすりの量には、3つの視点があります。

  • 1錠分の力価・・・有効成分のmg量
  • 用法・・・1日に何回、どのタイミングで・どれくらい時間を空けてのむのか
  • 用量・・・1回何錠(何mg)のむのか

各製品比べてみますと、どれも医療用医薬品でも「成人の用法・用量」として書かれている量が市販薬にも含まれています。
細かくみると、エバステルALは医療用の最大量の半分までですが、他の製品は医療用とまったく同じ量まで使うことができます。

年齢は15歳以上が多い:こどもにはこども用を。

製品名服用できる年齢
アレグラFX15歳以上
アレグラFXジュニア7歳〜14歳
クラリチンEX15歳以上
アレジオン2015歳以上
コンタック鼻炎Z・ストナリニZ15歳以上
エバステルAL15歳以上
ムヒAZ15歳以上

どんな症状につかえる?

ここにあげた製品は、いずれもアレルギー性鼻炎による鼻水、鼻づまり、くしゃみに使えます。
また、ムヒAZはアレルギー性鼻炎のほかに、じんましん、しっしん、かぶれによる皮膚のはれ、かゆみにも有効です。

医療用と同じ成分のお薬が、薬局にあります

これまでみてきたとおり、花粉症やハウスダストの鼻水、鼻づまり、くしゃみに対して使われるお薬について、同じ有効成分のものがある場合は、医療用も市販品も同じでした。
とくに、15歳以上の人にとっては、市販品の選択肢が幅広いことがわかりました。

急に症状が現れた、手元にお薬がない、毎年市販薬にもある成分の医療用医薬品を使っている方は、薬局などで相談し、早めにお薬をのみはじめましょう。
早めにアレルギー症状を抑えておくと、ひどくなりにくく、シーズンを通して快適に過ごすことができますよ。

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