連休が始まりました。お子さんがいるおうちでは、工夫して楽しい時間をお過ごしのことと思います。
幼児のこどもさんは毎日お父さんお母さんといられて楽しくて、小学校に上がったばかりのこどもさんは、緊張つづきの4月、学校の生活から解放されて、どんなに注意していても、お休みの日はテンションが上がってしまいますよね。
大型連休 いつもと違うこと・場所・食事・睡眠時間・・・
いつもと違う環境の中で、こどもさんたちはまだ自分のペースを制御できません。テンション高く楽しんでくれたらうれしいのですが、ちょっとしたことで体調をくずしてしまいます。
ところが、そもそも連休中は医療機関はお休みです。
今ですと、緊急事態宣言が出ている都道府県では、病院は満床で受入ができる状況ではありませんからうっかり病気にもなれません。
そんなときに、体調を崩したら・・・
解熱剤・整腸剤・虫刺されの薬・アレルギー用剤を備えて
おなかを壊しやすいこどもには、整腸剤がよく効きます。
下痢が続くときには、市販の五苓散という漢方薬が便利です。市販の漢方薬は2歳以上ならこどもの年齢に応じた分量に減らして服用できるものがあります。五苓散は下痢だけでなく吐き気にも効き目があります。大人の二日酔いにも効いてくれますので、普段からの常備薬としてもおすすめです。
車酔いしやすいこどもの場合は市販の酔い止めがおすすめです。キャンディタイプのものもあって便利です。
ちょっとしたことでこどもは熱があがります。こどもが使える解熱剤を準備しておきましょう。
屋外でキャンプ!と思ったら、草花のアレルギーや虫刺され・・・そんなときには、塗り薬の虫刺されのお薬は様々なかゆみに効きます。アレルギーのくしゃみ・鼻水で困ったら、7歳以上からのめる抗アレルギー剤が市販薬にもあります。
アウトドアでは怪我をしたときの消毒薬やガーゼ付きばんそうこうなども備えておくと安心ですね。
夜にせきが出やすい子には・・・
いつも調子を崩すと夜になって咳が出るお子さんには、事前に小児科の先生からもらっている「痰きり」のお薬(去痰薬)と「気管支拡張剤」と呼ばれるお薬を常に持ち歩くことをおすすめします。
「気管支拡張剤」には、商品名で「メプチン(一般名:プロカテロール)」や「ホクナリンテープ(一般名:ツロブテロールテープ)」、「テオドール・テオロング(一般名:テオフィリン)」などがあります。
のみ薬は決められた用法でのんでください。吸入のお薬は咳が出たら1回吸入するといいでしょう。咳が続くと熱が上がることもありますので、アセトアミノフェンなどの解熱剤も一緒に持っていてください。
困ったときには自治体ウェブサイト
どうしても困ったときには、いまいる場所の自治体のウェブサイトなどで夜間・休日体制を調べます。住民向けの情報が掲載されていますので、案内に従って夜間休日診療所や当番病院などを受診してください。自治体が整えている休日医療体制では小児科医を適切に配置されていることが多いため、闇雲に開いている医院を探すよりも、適切な医療に早くかかれます。
以上、こどもの体調の変化に対しておうちでできる対処法をよく知って、ゆっくり過ごすことも選択肢に入れて、楽しい休暇をお過ごしください。