薬局とは、どんなことができる場所でしょうか・・・
- 処方箋を持って行って、処方されたお薬を受け取るところ
- 絆創膏やガーゼ、ジュースやドリンクがあって、買いに行くところ
- 風邪かな?おなかの調子がすぐれないな?と思ったら相談したりお薬を買ったりするところ
そんなイメージをもってくださっているかたも多いでしょう。
じつは、薬局の役割はそれだけではありません。
そんな、薬局の知られざる役割について、シリーズでお届けいたします。
今回は、介護施設などへの訪問について取り上げます。
ご自宅でお薬の管理が難しいと感じている方、こちらの記事もお読みください。
介護施設に住む方にお薬を届けて、正しく服用できる工夫をしています
介護施設にお住まいの方は、かかりつけ医から往診を受けたり、医療機関を受診したりしていて、お薬が必要な方がほとんどです。
そこで介護施設内でお薬を扱う看護師などと連携して、お薬の管理を行うのが薬剤師です。訪問薬剤師と呼ばれたりすることもあります。
かかりつけ医などからの処方箋を受けると、薬剤師はお薬をお届けします。
そのとき、飲むご本人がわかりやすく、間違えにくく、正しく飲めるように、また施設内で集団生活される上で管理しやすいような工夫をして、お渡しをしています。
たとえば、1回に飲むお薬をひとまとめにする一包化です。
朝に飲むお薬が7種類、昼に1種類、夕に3種類とある方なら、本人おひとりでは毎回すべて正しく、飲み忘れなくのむのが難しいことがあります。
そこで薬局では、施設と協力して、1回に飲むお薬をひとまとめに一包化し、お届けいたします。
一包化したお薬には、
- ご本人の氏名
- 飲む日の日付
- 「朝食後」「夕食後」などの服用時点
などを記載することができます。
そうそう、ご本人の氏名を記載することは、他の方のお薬との区別になり、施設で正しくお薬を提供するためにはとても重要なことです。
ですので、施設にお住まいの方だけでなく、ショートステイやデイサービスで施設をご利用なさる方のお薬にも、ご本人の氏名記載をおすすめしています。
こうしておひとりおひとりにご用意したお薬を、施設の状況に合わせてセットします。
お薬は施設でお薬を扱われる職員の方が、確認して提供します。これは施設の方にとってダブルチェックにもなります。
介護施設の職員の方に、お薬の管理について相談にのっています
介護施設には、お薬を管理し服用補助する職員の方がいらっしゃいます。
この施設職員の方々と密接に連携をとり、お薬の使い方や適切な保管の仕方、飲みやすい・使いやすい工夫、困りごとのご相談などに乗っています。
薬局は地域でこんな役割も果たしています。
ぜひ知ってください。
薬局セブンファーマシーは、奈良の地域医療にも参画しています。ぜひこちらもお読みください。