梅雨時から夏にかけての季節の変わり目は女性にとってしんどい時期ですね
帯状疱疹は身体が弱っているときに発症することが多い皮膚の病気です。
今回は、更年期が過ぎた女性はこの時期、帯状疱疹にかかるケースが増えるので気をつけましょうというお話です。
目次 ①なぜ更年期以降は帯状疱疹になりやすいの?
②帯状疱疹ってどんな病気?
③どんな薬が使われるの?
④薬局で帯状疱疹の患者さんにアドバイスしていること
1.なぜ更年期以降は帯状疱疹になりやすいの?
更年期になり女性ホルモンが減少すると全身の免疫力が低下します。
免疫力が衰えている時に過労、ストレス、睡眠不足などが重なることで、水ぼうそうの後、 体に潜んでいたウイルスが再活性化して発症してしまうのです。
帯状疱疹のウイルスはもともと体の中に潜んでいるウイルスで、免疫力が保たれていると発症することはありません。
ですから、更年期以降の方は、ご自身が「昔よりも免疫力が下がってきている」ことを理解して、普段からストレスを解消したり、睡眠をしっかりとるなどの対策をして、体の免疫が帯状疱疹ウイルスに負けないようにしたいものですね。
2.帯状疱疹ってどんな病気?
水ぼうそうと同じウイルスによって起こる病気で、ピリピリする痛みの後、赤いブツブツが帯状に広がって現れます。
最初は虫刺され?と放っておいたら痛みがひどくなり慌てて受診したという方も多いようです。
治療が遅れると痛みが長く続く「帯状疱疹後神経痛」になることもあります。
帯状疱疹に関する詳しい情報は、帯状疱疹の抗ウイルス薬を製造している医薬品メーカーがとてもわかりやすいページを作っていますので、ぜひそちらを見てください。
→こちら
3.どんな薬が使われるの?
ウイルスの増殖を抑えるための抗ウイルス薬や鎮痛剤が使われます。
ウイルスによる神経障害で痛みが長く続く時には、神経の興奮を抑えるための薬を使うこともあります。
薬の効果が出るのに時間がかかることもありますので、指示通り最後まで服薬しましょう。
「最後まできちんと飲む自信がないわ~」という方は、薬局のフォローアップサービスを活用してみてください。
私たちが皆さんの服薬のお手伝いをします!
4.薬局で帯状疱疹の患者さんにアドバイスしていること
よく質問されることは
〇家族にうつる?
→帯状疱疹はうつりませんが、水ぼうそうにかかったことのない人には水ぼうそうとして
発症することがあります。
家族に小さな子ども、妊娠中の人や重い病気の人がいるときは注意!
〇入浴してもよい?
→発熱や倦怠感がなければ入浴できます。
家族がいる場合には最後に入浴しましょう。
〇顔に発疹があるけどコンタクトレンズしてもよい?
→眼に痛みや充血があるときはコンタクトレンズの使用は控えましょう。
〇アルコールを飲んでもよい?
→アルコールは血管を拡げて皮膚の炎症がひどくなってしまうことがあるので
皮膚症状がおさまるまでは我慢してくださいね。
帯状疱疹にならないために、またしっかり治すためには、
栄養バランスの良い食事とよく眠って身体を休めることが大事です。
もちろん、薬はきっちり飲みましょう
50歳以上の方は予防のためのワクチンもあります。
「どうしようかな?」と思われたら、気軽に薬局薬剤師までご相談ください。