① ナファゾリン点鼻薬の効果・注意点と
ステロイド点鼻薬との使い分け

鼻づまりがつらいとき、ドラッグストアでよく見かける「点鼻薬」。
中でもナファゾリンという成分が入った点鼻薬は、「すぐに鼻が通る!」と感じる方も多いお薬です。
ただし、使い方を間違えると、かえって鼻づまりが悪化することもあるため、正しい知識がとても大切です。
この記事では、
- ナファゾリンってどんな薬?
- どんなときに効くの?
- 使うときの注意点
- 正しい点鼻薬の使い方
- ステロイド点鼻薬との違い・使い分け
を、わかりやすく解説します。
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薬剤師手作りの点鼻薬です♪
ナファゾリン塩酸塩とクロルフェニラミンマレイン酸塩のはたらきにより、くしゃみ・鼻水・鼻づまりに良く効く点鼻薬です。
詳しくはこちら❣
② ナファゾリンとは?どんな働きをする成分?

ナファゾリンは、「血管収縮薬」と呼ばれる成分です。
ナファゾリンの主な働き
鼻の中(鼻粘膜)にはたくさんの血管があります。
アレルギーや風邪で炎症が起こると、血管が広がって粘膜が腫れ、鼻づまりが起こります。
ナファゾリンは
👉 鼻の粘膜の血管を一時的にキュッと縮める
👉 腫れを抑えて、鼻の通りをよくする
という作用があります。
ナファゾリン点鼻薬が向いているのはこんなとき
ナファゾリンは、「今すぐ鼻を通したい」場面に向いています。
逆に、毎日ずっと使い続ける用途には向いていません。
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ナファゾリン塩酸塩とクロルフェニラミンマレイン酸塩のはたらきにより、くしゃみ・鼻水・鼻づまりに良く効く点鼻薬です。
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③ 【重要】ナファゾリン点鼻薬の注意点

ここが一番大切なポイントです。
連用しない(使いすぎ注意)
ナファゾリンを数日以上続けて使うと、
- 効果が弱くなる
- 薬が切れると、前より鼻が詰まる
という状態になる場合があります。
これを
👉薬剤性鼻炎(点鼻薬性鼻炎)
と呼びます。
根本治療にはならない
ナファゾリンは
- アレルギー体質
- 慢性的な鼻炎
- 花粉症そのもの
を治す薬ではありません。
あくまで「一時的に楽にする薬」です。
次の方は特に注意
以下の方は、使用前に薬剤師・医師に相談を。
- 高血圧
- 心臓病
- 甲状腺疾患
- 小児・高齢者
- 妊娠・授乳中
(血管を収縮させる作用があるためです)
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④ 【意外と間違いやすい】点鼻薬の正しい使い方
効果をきちんと出すために、使い方も重要です。
基本の使い方
- 軽く鼻をかむ(強くかみすぎない)
- 容器をまっすぐ立てる
- ノズルを鼻の穴に軽く入れる
- 息を吸いながら噴霧しない
- 点鼻後は、しばらく下を向かず自然な姿勢で
吸い込みすぎると、のどに流れてしまい効果が落ちます。
⑤ ステロイド点鼻薬との違いと使い分け
「点鼻薬」と一言で言っても、実は種類が違います。
ナファゾリン点鼻薬とステロイド点鼻薬の違い
| ナファゾリン点鼻薬 | ステロイド点鼻薬 | |
|---|---|---|
| 即効性 | ◎ | △(数日~1週間) |
| 効果 | 一時的 | 炎症を抑える |
| 用途 | 今すぐ楽になりたいとき | 花粉症・慢性鼻炎の根本対策 |
| 連用 | ✖(短期間のみ) | ○(医師・薬剤師の指示のもと) |
使い分け方
- 「今すぐ鼻を通したい」→ ナファゾリン
- 「毎年の花粉症・慢性的な鼻炎」→ ステロイド点鼻薬
※併用する場合もありますが、自己判断で長期併用はしないことが大切です。
まとめ:ナファゾリンは「使いどころ」が大事

ナファゾリン点鼻薬は、
- 正しく使えば、とても頼りになる薬
- 使い方を誤ると、鼻づまりを悪化させる薬
でもあります。
ポイントのおさらい
- 即効性があるが、短期間のみ使用
- 連用しない(3~5日が目安)
- 根本治療にはステロイド点鼻薬を検討
- 迷ったら薬剤師・医師に相談を
「鼻づまりがつらいから、とりあえず点鼻薬」ではなく、
自分の症状に合った点鼻薬を選ぶことが大切ですね。
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