デリケートゾーンのかゆみには、主に「かぶれ」と「感染症」の二つの原因があります。
デリケートゾーンの皮膚は常に下着などで覆われているので湿気や温度が高まり蒸れやすい場所です。
そのため、きつい下着による締め付けや、ナプキンやおりものシートなどのこすれにより刺激を受け、かぶれやかゆみを生じます。
また、ひどいかゆみのある時には、細菌やウイルスや真菌などによる感染症の可能性も考えられます。
いろんな年齢の方のお悩み、みんなに共通するのはコレ!
デリケートゾーンのかゆみには様々な原因がありますが、日常生活で気を付けていただきたいことは、次の4つです。
- 下着は締め付け過ぎない、通気性の良いものにして蒸れないようにする。
- 生理用ナプキンやおりものシートはこまめに取り換える
- お風呂では、ごしごし洗わず、刺激の少ない石鹸やデリケートゾーン専用ソープなどを使って、泡でなでるようにやさしく洗う
- 睡眠不足やストレスのため込み過ぎがかゆみを悪化させることもあるので注意
デリケートゾーントラブルのおなじみの原因、カンジダを知りましょう
デリケートゾーンのかゆみの原因は主に感染症です。
特に、カンジダという真菌による感染がよく知られています。
カンジダというのは真菌の一種で、健康な人でも持っている常在菌です。
普段は悪さをしませんが、風邪やストレス、睡眠不足や過労など、身体の免疫力が低下したすきをついて増え、膣カンジダという病気をおこします。
強いかゆみや、白いカッテージチーズ状のおりものが特徴です。
膣カンジダには、薬局で買える治療のお薬があります。
医療用と同じ真菌を抑える成分が含まれています。
更年期以降は、トラブルの原因にも変化が現れます
更年期以降に多いデリケートゾーンのかゆみについては他にも原因が考えられます。
女性は年齢によって女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が変化します。
40代頃から、エストロゲンの量が減少すると、肌の水分を保ってくれるヒアルロン酸やコラーゲンの量も減少します。
デリケートゾーン周辺も皮膚の潤いが減って乾燥しやすくなるので刺激に弱い状態になります。
さらに、エストロゲンの分泌はおりものにも影響を与えます。
おりものや粘液が減って膣の自浄作用が弱まり、乾燥するとかゆみやかぶれが起こりやすくなります。
このように、更年期に伴うトラブルの治療法としては、ホルモン補充療法(HRT)でエストロゲンを補う方法が有効です。
HRTには、飲み薬、塗り薬、膣座薬などがありますが、自分に合う方法で女性ホルモンを補うことで不調を改善します。
受診するかどうか迷っているときは、まずご相談ください
薬局では、かゆみの症状のご相談も承っております。
薬局で治療が始められるカンジダなら、すぐにお薬をお求めいただけます。
かゆみの原因となる感染症は、他にクラミジアなどの細菌感染、性器ヘルペスのようなウイルスなどが原因のこともあります。
検査が必要なとき、原因がよくわからないときや、かゆみが5日以上続くときは、婦人科受診をお勧めいたします。
判断に迷うときは、ぜひ薬局に気軽に聞ける「オンライン相談」からご相談ください。